時代を語る・岡本リセ子(10)波の音で寝られない

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昭和38(1963)年9月の結婚から間もなく、岩館の女性たちと(右端)
昭和38(1963)年9月の結婚から間もなく、岩館の女性たちと(右端)

 塙川村(後の峰浜村、今の八峰町)の農村に生まれて農家で育ってきたから、漁や海のことは全く知りませんでした。きょうだいに心配されましたし、私自身も不安でした。漁でご飯を食べられるのかなって。来てみて驚いたのは、漁期には毎月現金収入があることでした。農家だと、お金が入るのは年に1回でしたから。

 嫁いだ時、夫は小さな船で、一本釣り漁をしていました。取るのはテリ(メバル)やアマダイ、イカなどです。独身の頃は水揚げが約20万円という月もあったそうです。船の燃料代や、餌、仕掛けなど消耗品の代金を差し引いても15万円ほど手元に残ったといいます。

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