「3年ぶり」の県内夏祭り、今できる形で 感染状況注視し準備

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、2020、21年と中止や延期、規模縮小に追い込まれた秋田県内の主要な夏の祭りや伝統行事が、今年はそろって開催される見込みだ。ただ、今月に入り新型コロナが再び猛威を振るっており、県内でも感染者が急拡大。祭りの主催者は、感染状況を注視しながら準備を進めている。 

 約250年の歴史があるとされる秋田市の「土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事(土崎港曳山まつり)」は、3年ぶりに開催される。神明社の伊藤茂樹宮司は「行事には疫病退散の意味が込められており、開催することに意義がある。2年間空いたので、伝統継承は再スタートという気持ちで臨みたい」と語る。

 「秋田竿燈まつり」は通常会期中、約130万人の観客を集めるが、今年は感染対策で観覧席を例年より減らすなどして対応。実行委員会の吉田忍事務局長は「竿燈が再び行われることに市民の気持ちは盛り上がっている。多くの人に元気を与えたい」と話す。

 能代市では「能代の花火」と「天空の不夜城」が開催を決定。両主催団体の代表を務める広幡信悦・能代商工会議所会頭は「花火は例年並みのスポンサーを確保でき、地域に支えられながら準備を進めている。天空の不夜城は参加者やボランティアの感染対策を万全にして灯籠を運行したい」と語った。

 2年延期された大仙市の「大曲の花火」は、密集を避けるため桟敷席を廃止するなどし、収容人数を前回19年の6割ほどに減らす。

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