データで見る2022参院選 政党勢力、3年前からどう変化?

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10日に投開票が行われた参院選では、自民が単独で改選過半数の63議席を確保して大勝した。野党では維新が6、れいわが3、それぞれ議席を増やす一方、立民や共産は減らし、明暗が分かれた。各政党の地域ごとの勢力は3年前の参院選からどう変化したのか。比例得票率のデータから探った。(斉藤賢太郎)

全国の比例得票率は自民が34.43%で最も高く、維新14.8%、立民12.77%、公明11.66%、共産6.82%、国民5.96%、れいわ4.37%、参政3.3%、社民2.37%、N党2.36%と続いた。


マップの見方 地域別の得票率を色の濃さで表現しました。「2022」「2019」のボタンをクリックするとマップが変化します。各自治体にカーソルを合わせるかクリックすると得票率が表示されます。総務省と秋田県選挙管理委員会の開票結果(比例代表)、国土交通省の「国土数値情報(行政区域)」を基に作成しました。


自民は前回19年に比べ、1人区で勝利を増やして議席を伸ばしたが、比例得票率は0.94ポイント下げた。都道府県別で最も高いのは、選挙期間中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の地元・山口の48.88%だった。秋田は45.33%で、福井と並び全国3番目に高かった。

秋田の自民得票率は、旧民主党政権だった2010年には26.78%で全国24番目だったが、13年以降は上昇が続き、近年は全国の中でも保守化が顕著になっている。


立民は19年から3.04ポイント下げ、第2勢力の座を維新に奪われた。減少率は全政党で最も大きく、埼玉(-7.13)千葉(-6.68)、東京(-5.09)など首都圏での退潮が目立った。最も高いのは新潟の22.05%。2番目以下は北海道21.53%、岩手21.47%、長野20.32%と続いた。

維新は19年比で5ポイント上昇。北海道を除く46都府県で前回を上回った。牙城の大阪では38.76%に上り、次点の自民(19.74%)に20ポイント近い差を付けた。

「最重点区」と位置付けた京都では、選挙区で公認候補が惜敗したものの、比例得票率は11.84ポイントアップ。上昇率は全都道府県で最も大きかった。

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