JAおばこ赤字解消(中)内部統治の強化推進 役割遂行へ業務を改善
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巨額の赤字と未収金が発覚したJA秋田おばこ(本所大仙市)が、赤字解消とともに真っ先に着手したのが内部統治の強化だった。問題を調査した第三者委員会が2018年に出した報告書では、統治機能の不全が厳しく指摘された。
「業務を改善し、組合員のために働くプロの組織をつくることが最重要課題だと思った」。おばこの再建を託された小原正彦組合長は、19年3月に就任した当時の心境をこう振り返る。
コメの直接販売で生じた赤字が76億円にも膨れ上がった主因には、共同計算と呼ばれるコメの会計で各年産米の精算が適切に行われていなかったことが挙げられる。
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