JAおばこ赤字解消(上)合理化と販売強化に力 組織立て直しの契機に
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JA秋田おばこが、2017年に発覚したコメの直接販売を巡る本体会計の累積赤字を解消し、一連の問題に事実上の終止符を打った。経営改善計画の1年前倒しでの解消の達成はどう進められたのか。経緯を振り返る。
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問題の発覚時、赤字は76億円に上っていた。コメ集荷時に組合員に支払う仮渡し金などの設定が過大だったことが原因だった。
共同計算と呼ばれるコメの会計は、おばこ本体の会計とは切り離された特別会計のような存在。ここで生じた赤字76億円のうち、52億円をおばこ本体の会計に振り分け、両会計でそれぞれ赤字を解消していくことにした。
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