ふ頭に並ぶ白い巨塔、正体は…

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秋田港飯島ふ頭に並ぶ洋上風車のタワー=16日
秋田港飯島ふ頭に並ぶ洋上風車のタワー=16日

 秋田市の秋田港飯島ふ頭に、真っ白な細長い構造物が立ち並んでいる。高さ約65メートルにもなるその正体は、洋上風車の支柱(タワー)。丸紅など県内外13社でつくる特別目的会社「秋田洋上風力発電」(同市)が秋田、能代両港湾区域で計画する洋上風力発電事業で使われる。現在は風車本体の組み立てが進められており、来月以降、洋上で作業船を使った工程に移る予定。年内の商用運転開始を見込む。

 風車の組み立てはデンマークの風車メーカー・ベスタスや日本通運(東京)、きんでん(大阪市)などが主に手がける。ベスタスは今回使う洋上風車の部材のうち、発電機を格納する「ナセル」と羽根(ブレード)を自社工場で製造している。

 洋上は天候に左右される上、船の作業スペースも限られることから、先に陸上で一部を組み立ててコスト削減や工期短縮を図る。ベスタスの日本法人「ベスタス・ジャパン」(東京)によると、この方法は欧州の同種事業で一般的だという。

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