21年度県内倒産、過去最少27件 コロナ関連の融資奏功か
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東京商工リサーチ秋田支店がまとめた2021年度の秋田県内企業倒産状況(負債総額1千万円以上)によると、倒産件数は前年度より3件減って27件となり、1971年度の調査開始以来、最も少ない件数だった。負債総額は67億円で前年度(29億9400万円)の2・3倍、集計史上では9番目に少なかった。
秋田支店は、新型コロナウイルス関連の融資制度などが奏功し件数が抑えられたとした上で「コロナ関連の借入金返済が本年度から始まる企業が多く、返済による圧迫で倒産する企業が増える可能性がある」との見方を示した。
負債総額10億円以上の倒産は、わらび座(仙北市、14億4600万円)とノースファーマ(横手市、11億9千万円)の2件だった。新型コロナ関連の倒産はわらび座、八竜運輸(能代市、2億円)など11件だった。
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