ハタハタ不漁、今後数年続く? 「水温上昇で資源量低水準」

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水揚げされたわずかなハタハタを計量する漁師たち=2021年12月、男鹿市の北浦漁港
水揚げされたわずかなハタハタを計量する漁師たち=2021年12月、男鹿市の北浦漁港

 秋田県や県漁業協同組合でつくるハタハタ資源対策協議会は29日、秋田市土崎港のホテル大和で会合を開き、今季(2021年9月~22年6月)のハタハタ漁を総括した。1月末時点の漁獲量が禁漁を解いた1995年以降、3番目に少なかったことを受け、県水産振興センターは「環境変化に伴う水温の上昇により、資源量が低水準にある」と説明。今後数年は漁獲量が低迷する可能性があるとの見解を示した。

漁獲金額、禁漁明け以降で最少


 今季の漁獲量(1月末時点)は計284トン。このうち沿岸漁は105トン、沖合漁は179トンだった。漁獲金額は計約2億5千万円で、95年以降で最も少なかった。1キロ当たりの平均単価は882円。

 県水産振興センターは、冬季から春季にかけての沿岸域の水温がここ数年高く、産卵の不調や子魚の生育不良につながっていると分析。来季(22年9月~23年6月)以降の漁についても低迷の傾向が続くとの見方を示した。

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