沿岸季節ハタハタ44・9%減 95年以降2番目の少なさ

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 秋田県は4日、今季の沿岸季節ハタハタ漁の漁獲量が、前年比44・9%減の105トンだったと明らかにした。禁漁明けの1995年以降では、2番目に少なかった。県は資源量の減少や海水温の上昇、しけで出漁日が少なかったことが影響したとみている。県議会農林水産委員会で説明した。

 季節ハタハタ漁は産卵のため沿岸に近づく魚群を小型定置網や刺し網で取る。漁は2021年12月4日に始まり、同30日に終了。地域別の漁獲量は、男鹿北部(北浦など)が前年比52・5%減の12トン、男鹿南部(船川など)が87・1%減の1トン、県南部が86・5%減の13トン。一方、県北部は前年を22・9%上回り、79トンを水揚げした。

 県水産漁港課の大山泰課長は「ハタハタが産卵のために接岸するタイミングで、反時計回りに北上する海流が発生し、県北部に漁場が偏ったのではないか」と説明した。

県内各港の季節ハタハタ漁を記者が追いました

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