若者のミカタ:挑戦を応援しよう(2)否定せず背中を押してくれた 地元に戻り起業した阿部円香さん

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 天井を貫く太いはり、黒光りする柱、白く滑らかなしっくいの壁―。

 2016年春、横手市十文字町にある築100年の蔵に入った阿部円香さん(31)は一目で気に入った。丈夫な造りと、歴史を感じさせるたたずまい。まさに理想通りだった。「ここでゲストハウスを開きたい」

 大正時代にお茶屋として建てられた2階建ての土蔵。大家の若手経営者は起業を応援し、割安で譲ってくれた。地元で老舗こうじ店を経営する父の援助もあって、入居できた。

カモシバのバーに立つ阿部さん(中央)と松橋さん(撮影のためマスクを外しています)

 そして17年4月、この蔵を改装して誕生したのが、ゲストハウス&バー「カモシバ」だ。訪れる人と暮らす人が出会い、交流し、何かが生まれる場にしたい。名前には「醸す場」という意味を込めた。

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