「むせる祖母見て」考えた「おわん」がグランプリ 健康寿命延伸へ
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秋田県民の健康寿命延伸につながるアイデアコンテストの審査結果が24日発表され、秋田市の管理栄養士永井沙織さん(26)が考案した「誤嚥(ごえん)」を予防するおわんがグランプリに輝いた。今後、県内企業が永井さんのアイデアを基に商品化に着手する。
永井さんのアイデアのきっかけは、秋田市内に暮らす70代の祖母が4年ほど前から食事の際にむせることが多くなったことだ。誤嚥性肺炎にもつながる恐れがあるため、誤嚥を予防できるような食器が欲しいと考えていたという。