来年こそはいつも通りのかまくらを 自宅前で作り願う住民も

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家族で自宅前にミニかまくらを作る和泉隊長(中央)

 秋田県横手市の小正月行事「かまくら」が15、16日に開かれる。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客向けの会場設置が行われず、2年続けての「静かなかまくら」となる。県外在住のボランティアと地元住民の交流の場になっていたミニかまくらも中止に。市内では「来年こそは」と願いを込め、自宅前にミニかまくらを作る市民の姿が見られた。

 「制作作業は初めて会う人、再会する人がいて大切な交流の場となっている。人を集めてしまうため中止はやむなしだが、やはり寂しい」。ミニかまくらを主催する市民グループ「灯り点(とも)し隊」の和泉慎太郎隊長(55)はこう話す。

 例年、横手川沿いの蛇の崎川原では市民や県外在住者、飛び込み客も加わり延べ200人がミニかまくら作りに励む。3千個を超すミニかまくらが並び、ろうそくの火が連なる幻想的な光景は「地上の天の川」と呼ばれ、訪れる人を楽しませている。

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