子どもとコロナ:中学生2人発症、父「風邪に似ている」「感染力の強さ感じた」
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新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が、秋田県内でも急拡大している。県のまとめでは1月(22日まで)の感染者のうち、19歳以下32%、20~30代30%と若年層が6割超を占め、小中学校や保育施設でクラスター(感染者集団)が相次いでいる。家庭内での感染リスクが高まる中、子どもがコロナに感染した県内の50代男性に症状や経過を聞いた。
長男が体調不良、抗原検査陽性「ついに来たか」
今月中旬、中学生の長男が朝から体調不良を訴えた。38度の発熱に加え、せきや頭痛、喉の痛みがあった。自宅で準備していた抗原検査キットを使って感染の有無を調べたところ、結果は「陽性」。県内で感染者が増えていたことから、「ついに来たかと思った」と話す。
すぐに中学校へ電話で報告。その後、保健所から「方針が決まったら伝えるので、それまで自宅待機して」と連絡があった。長男は39度台まで熱が上がり、以前処方してもらった解熱鎮痛剤を服用して様子をみた。中学生の長女も抗原検査では陰性だったが、夕方から38度前後の発熱があった。男性は妻と共働き。ともに仕事は休んだ。
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