「困った人を食い物に。許せない」 東京ミネルヴァ、県内被害者語る

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 約50億円の負債を抱えて破産した「東京ミネルヴァ法律事務所」が顧客の預かり金を業務提携先の広告会社側に流出させたとして、顧客17人が19日、広告会社の代表らを相手取って総額約6千万円の損害賠償を求める集団訴訟を起こした。原告団のうち2人は県内から加わっており、このうちの1人である秋田県南部の男性(55)が提訴の理由を語った。

東京ミネルヴァと交わした契約書を前に、集団提訴した心中を語る男性(写真は一部加工)


 「さまざまなメディアで紹介されていて、相談会も各地で開かれていた。全く疑わず、頭から信じていた」。男性は、東京ミネルヴァと過払い金返還請求の契約を交わした当時を振り返る。

 2019年10月下旬、湯沢市の文化会館で開かれた無料相談会に足を運んだ。相談会はテレビやラジオの宣伝で知った。以前、消費者金融3社から計約800万円を借りて完済していたが、少しでも過払い金があれば取り戻したいと考えた。会場では何人かが順番待ちをしていた。

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