坪田文学賞に乗代雄介さん 「旅する練習」

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乗代雄介さん(講談社提供)
乗代雄介さん(講談社提供)

 岡山市は20日、第37回坪田譲治文学賞に、作家乗代雄介さん(35)の「旅する練習」が決まったと発表した。岡山市出身の児童文学作家、坪田譲治の功績をたたえて設立した賞で、大人も子どもも共有できる世界を描いた作品が対象。副賞は賞金100万円。

 「旅する練習」は芥川賞候補になり、三島由紀夫賞を昨年受賞した。新型コロナウイルス禍の春休みに小学6年のサッカー少女と叔父の小説家が、Jリーグ鹿島の観戦旅行の代わりに、徒歩で千葉県から隣接する茨城県にある鹿島の本拠地を目指す旅に出るという内容。旅を通じた少女の成長を描いた。

 乗代さんは北海道江別市生まれで、東京都在住。