能代と秋田市の積雪、平年の3倍超 21日も大雪か【動画】
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秋田県内は20日、冬型の気圧配置や低気圧の影響で未明から朝方まで大雪となり、交通機関に遅れや運休が多発した。能代市と秋田市では、午後6時時点で平年の3倍以上となる積雪を記録した。秋田地方気象台によると、21日も沿岸を中心に昼前まで大雪となる見込み。

20日午後6時現在の各地の積雪は横手市117センチ、北秋田市鷹巣93センチ、能代市64センチ、秋田市50センチなど。午後6時まで24時間の降雪量は能代市29センチ、秋田市16センチ、横手市9センチなど。午後6時現在の積雪深は平年比で能代市3・37倍、秋田市3・13倍、横手市1・65倍などとなっている。

秋田市は午前に雪やあられが降り、県道秋田天王線(通称新国道)では通勤時間帯に車が渋滞した。能代市出戸本町では街路の木々が雪で白く染まる中、自宅前の雪寄せをする人の姿があった。
潟上市は同日、市内の積雪量が40センチを超えたことを受けて豪雪対策本部を設置。国や県と連携して雪害対応に当たるとした。県によると、この冬に対策本部を設置した県内市町村は潟上市が初めて。
気象台によると21日は昼すぎから次第に雪が弱まり、曇りとなる所が多い。



