【大曲梵天記】普段は言えない仲間から仲間へのメッセージ
会員向け記事
お気に入りに登録
1月8日(日中) 「巡行」が始まった。会員の家や企業など数百軒を訪れ、厄をはらい、梵天に吸収して回るもので、梵天を奉納する2月26日まで続く。初日は私たち大曲昭和五十六年会の会員宅を訪問する「会員巡行」を行った。
最初に到着したのは、会長である藤井邦欣(くによし)さん宅。藤井さんら家族と向き合う形で、会員たちは梵天を立て、恵比須(えびす)俵を配置し、おのおのが年代会の名前を記した「手板」を持って隊列を組んだ。

会長として引っ張ってくれてありがとう
司会が開始のあいさつに続き「口上!」と声を張る。
隊列の中から会員の1人が「はい!」と返事して藤井さんたちの前に駆け寄り、語り始める。