3回目接種前倒しへ県内市町村苦悩 「現状で精いっぱい」との声も
有料会員向け記事
お気に入りに登録
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、秋田県内の25市町村の多くが前倒しに向けて準備を進めている。ただ、市町村からは「国から急に前倒しと言われても限界がある」と不満も漏れる。
3回目のワクチン接種は2回接種が完了した18歳以上が対象。国は当初、接種間隔を2回目完了から原則8カ月以上としていた。
新変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けて国は先月17日、「高齢者施設入所者らは6カ月、一般高齢者は2月以降7カ月に短縮できる」と発表。その後、施設入所者らの3回目接種完了が一定程度見込まれた段階で、一般高齢者の1月開始も容認するとの考えを示した。
県内市町村では現在、医療従事者向けの3回目接種が進んでおり、次いで高齢者施設入所者らが対象となる。
秋田魁新報社のまとめでは、12日時点で、11市町村は今月中に入所者への接種を始める計画で、その他の多くも2月中に始めるとした。
この記事は「有料会員向け記事」です
(全文 931 文字 / 残り 539 文字)
有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM・L)への登録が必要です。ウェブコースS(無料)では全文表示できません。