コロナ下のナマハゲ、分かれる判断 感染対策講じ実施の町内も

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2年連続で行事が中止となり、出番のない打ケ崎町内のナマハゲ面

 昨年、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて約6割の町内が大みそかのナマハゲ行事を中止した秋田県男鹿市。今年は感染対策を取って2年ぶりに実施する町内もある。リスクがあるとして引き続き中止する町内もあるが、「必ず再開したい」とコロナの収束を願っている。

「ずっと続いてきた文化、継承が大切」


 19日午後、同市払戸字小深見にある本田地区の住民6人が地域の集会所に集まり、ナマハゲの衣装「ケラ」の制作に取り組んだ。近づく本番に向け、それぞれが丁寧に稲わらを編み込んでいった。

 本田地区は今年、2年ぶりにナマハゲ行事を行い、面やケラを身に着けた有志が家々を回る。行事を担う「本田なまはげの会」代表の木元義博さん(62)は「コロナは収束したわけではないが、今できる形で実施したい。ずっと続いてきた文化を継承することが大切」と語る。

 この地区では、20年以上途絶えていたナマハゲ行事を2018年に復活させた。再開3年目の昨年はぎりぎりまで開催の可能性を探ったものの、年末にかけて市内で感染が広がり、本番直前の12月29日に中止を決断していた。

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