年末商戦、カニやイクラ値上がり 不漁、燃料費高騰響く

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タラバガニを店頭に並べる加藤本店の加藤さん(左)

 原油価格の値上がりなどが年末商戦に影響を与えている。カニやイクラなど年末年始の食卓を彩る海産物、おせち料理に使う食材が値上がりしているほか、正月飾り用の花卉(かき)類も仕入れ価格が上昇。業者が対応に苦慮している。

本ズワイガニ品薄、2倍以上に


 秋田市中通の秋田市民市場にある鮮魚店では、不漁や燃料費の高騰による海産物の値上がりが続いている。「加藤本店」の加藤真さん(43)によると、11月からタラバガニや本ズワイガニは品薄状態で、1匹丸ごとの商品は手に入らないという。

 店頭に並ぶのは「肩」と呼ばれる脚を数本束ねた商品。通常この時期は、タラバガニが1肩(約1キロ)当たり税込み7千~8千円で売られるが、今年は1万円を超えている。例年、1肩(約300グラム)当たり税込み千円超程度の本ズワイガニは、2倍以上に値上がりしている。

 加藤さんは「価格は上がっているが、予約は去年よりも多い。年末に向け、早めに商品を確保したいと考えるお客さんが多いのではないか」と話した。

 新型コロナウイルス禍からの回復期待などを背景に原油高は長期化している。

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