【首都圏発】新作民謡「ナマハゲがきた」都内でお披露目
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秋田県男鹿市の民俗行事ナマハゲを題材にした子ども向け新作民謡「ナマハゲがきた」が、今月都内で開かれた「民謡民舞全国大会」(日本民謡協会主催)でお披露目された。作詞は浦山庄作さん(90)=仙北市田沢湖、作編曲は三味線奏者の鶴家奏英さん(77)=本名・米澤満郎、千葉県野田市。鶴家さんは「いつか秋田で、特に子どもたちのために歌う機会をつくりたい」と語る。
浦山さんによると、「ナマハゲがきた」は22年前に作った童謡詩集の中の一編。過去にもピアノ伴奏の曲が付けられたことがある。「なくこはいねが いじめこいねが」「らいねんまたくる いいこになれよ」などと子どもに語りかけるような内容で「子どもたちがナマハゲへの親しみを持ちやすい詩にしたかった」という。
鶴家さんは、本県との県境に接する岩手県の旧沢内村(現西和賀町)出身。これまで浦山さんと共に「仙北こめよし節」(2000年)、「玉川くだり」(06年)などの新作民謡を制作、発表してきた。
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