北斗星(12月24日付)

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 帰宅の道すがら、所々でイルミネーション(電飾)の輝きを目にする。脱炭素化が叫ばれる昨今、「電気の浪費」と眉をひそめる方がいるかもしれない。ただ雪でふさぎがちな人々の気持ちを明るくしてくれる効果も大切にしたい

▼きょうはクリスマスイブ。その輝きはさらに増すだろう。子どもたちが楽しみにしているのはケーキやプレゼント。ところが子ども心にも不安があるらしい。サンタクロースがいつも通りに来てくれるかどうか

▼新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が世界的に流行。そのため外国人の新規入国禁止などの水際対策が取られている。大丈夫とは思いつつ、サンタの入国が心配なのは無理もない

▼政府は新型コロナ経済対策として18歳以下の子どもへの10万円相当給付を行う。県内では全市町村が年内に現金支給を開始。ただ一部は家庭に届くのが年を越すという

▼迷走を重ねた末の支給。生活困窮への支援か、子育て支援か、その目的すら不確かだ。給付方法や時期、対象については自治体によって異なる。とはいえ給付金をプレゼント購入に充てたい家庭もあるのではないか。できる限り迅速な支給を望む

▼国内でオミクロン株の市中感染が確認され緊張が高まる。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日「来年にはパンデミック(世界的大流行)を終わらせなくては」と述べた。たとえ年を越そうとも、その実現こそ世界が何よりも待ち望むプレゼントに違いない。

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