2021秋田この1年:縄文遺跡群、世界遺産に 4道県、長年の努力結実

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 新型コロナウイルスの脅威が続き異例ずくめとなった東京五輪・パラリンピック。そして菅義偉首相の退陣。秋田では、養鶏場で県内初となる鳥インフルエンザが発生し、劇団公演を手掛けるわらび座が経営難に陥った。さまざまな出来事が駆け巡った1年を振り返る。全10回。

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世界文化遺産への登録を祝うセレモニーの様子=7月27日、鹿角市

 本県と北海道、青森、岩手の4道県17遺跡からなる「北海道・北東北の縄文遺跡群」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録決定されたのは、7月27日だった。2007年に登録を目指してから14年。ようやく悲願がかない、大湯環状列石(鹿角市)と伊勢堂岱遺跡(北秋田市)がある県内でも歓喜の声が上がった。

 「伊勢堂岱遺跡が世界の宝であると認めてもらえてうれしい。地元の子どもたちも誇りに思うだろう」。伊勢堂岱縄文館長の中嶋俊彦さん(69)は登録の喜びをこう表す。市職員として大湯環状列石の発掘調査に当たった鹿角市歴史民俗資料館長の藤井安正さん(66)も「こんなに素晴らしい文化が鹿角にあるということを自慢したい」と話す。

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