船川、脇本地区でも初水揚げ 季節ハタハタ漁
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秋田県男鹿市の船川、脇本の両地区で16日、季節ハタハタが水揚げされた。県漁協によると、両地区沿岸では今季の初漁。
両地区では各漁船が朝から出漁。まとまった量が取れたことから昼前に再び漁に出た漁船もあった。県漁協中央支所(男鹿市)によると、この日の水揚げは船川が152キロ、脇本が13・5キロとなった。
船川港で雌3キロを含む6キロを水揚げした「魁丸」の乗組員たちは雌と雄を選別しながら「やっと姿を見られた」と笑顔。平野太刀矢船長(83)は「数は少ないけど、ようやくの初漁。これからたくさん取れてほしい」とほっとした様子だった。
雌5・5キロを出荷した脇本の第八長洋丸の天野長兵衛船長(72)は「いつもより来るのが遅くてどうなるかと思ったが、ひとまずよかった。また海がしけるので、その後のさらなる接岸に期待したい」と話した。