新あきたよもやま:秋田美人誕生(9)~芸者からおばこへ

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戦地で撮影されたと思われる川反芸者の慰問団と郷土部隊の兵士たち

川反にカフェー旋風


世界恐慌で始まった昭和の時代は秋田県にとっても苦難の連続であった。昭和4年(1929)を境に、主要産業である鉱山業、木材業、養蚕業は慢性的なデフレの中で深刻な経済的打撃を受けた。農村部は昭和6、7年の冷害により大きな被害を受け、凶作に見舞われた地域からは数多くの若い女性たちが口減らしのために身売りされた。

経済的な深刻さが増す一方で、昭和5年からはトーキー映画の上映が始まり、自動車の急増や、市民の服装が和装から洋装へと転換し始めるなど、県内の都市部で大衆文化や生活様式が大きく変容した時代でもあった。

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