【ルポ季節ハタハタ(にかほ)】うわっ、やってしまった。

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【本荘支局にかほ市駐在・川村巴】

8日午後1時過ぎ、沖合底引き網漁で水揚げされたハタハタが店頭に並んでいるところを見ようと、秋田県にかほ市の観光拠点センター・にかほっと周辺をぶらぶらしている時、男鹿支局の藤原剣支局長から電話が掛かってきた。

「由利本荘市できのう、季節ハタハタの水揚げがあったっぽいですよ」
「え、本当ですか!?」
伝えられた言葉は、にわかには信じがたいものだった。

季節ハタハタの到来は県民にとって大きな関心事。ことし県内トップを切っての初漁は今月4日に県北部の八峰町八森漁港と県央部の男鹿市北浦漁港であり、電子版でも紙面でも既に大々的に報じている。
その後の漁港ごとの初漁をいちいち報じるわけではないので、われわれに課せられた「初漁警戒」の任務は事実上解かれているのだが、自分が担当するエリアでの初漁は、沿岸記者の端くれとしてしっかりキャッチしたいと思っていた。
毎日県漁協南部支所に問い合わせて確認し、しかも、昨日は朝と昼の2回、水揚げがないことを確認していたのだ。何かの間違いじゃないか-。そう願いながら、すぐ漁協に電話した。

「昨日、本荘港で5キロ揚がったんですよ」
「初漁ということですか」
「競りに掛けたので、そういうことになります」

うわっ、やってしまった。

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