扇田病院の大本院長「無床化計画に反対の気持ち強い」

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 秋田県大館市立扇田病院の病床廃止計画について、計画立案に関わった一人でもある大本直樹院長(56)が秋田魁新報のインタビューに応じた。「計画に反対する気持ちが強い」と語り、扇田病院から病床をなくした場合、大館市全体の医療が崩壊しかねないとの認識を示した。

 ―扇田病院を無床診療所とする計画について、どう考えているか。

 「計画は、市の病院事業経営戦略会議で立案した。戦略会議は市病院事業管理者を筆頭に市立総合病院、扇田病院の各院長、事務長、看護部長など病院関係者で構成されている。病院を改築する前提で、病床数などの規模や経営の指標を提示して審議を繰り返した」

 「会議では、市予算からの繰り入れを増やさずに病院の収益だけで経営改善するよう求められた。病床数を80床や50床、20床未満に設定し、それぞれについて新築、修繕、現在の建物の一部活用などの案を示したが、いずれの形態でも、自力での経営改善というハードルは越えられなかった」

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