新あきたよもやま:秋田美人誕生(4)~川反花街が“全国区”に
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栄える花街、廃れる遊廓
歩兵第十七連隊の移駐によって、川反はいよいよ本格的な紅灯の町となった。
大正11年6月26日の秋田魁新報の連載記事『川端日記』には芸者置屋・吉田屋の主人・梅子のこんな回顧録が載っている。
「私どもの舞妓時代は14、5人も居りましたでせうが、あまり若い20代の芸者は客席に出ることは少なうございましたが、ちょうど軍隊の兵営が出来てから若い芸者が多く出るようになり、今日にいたっております」
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