データで見る2021衆院選比例勢力 秋田の自民得票率、全国5位

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 31日に投開票された衆院選では、自民が単独過半数超の議席を確保し、維新が躍進した。一方、立民など5野党の共闘は十分な成果を挙げられなかった。各政党の比例得票データにも、こうした明暗が顕著に表れた。秋田県の自民得票率は45・36%で全国5番目に高く「保守化」の傾向が鮮明になった。


地図の見方 地域別の得票率を色の濃さで表現しました。左上の「▶」をクリックするとチャートが変化します。各自治体にカーソルを合わせるか、クリックすると得票率が表示されます。地図の読み込みまで多少時間が掛かることがあります。総務省の「衆院選速報資料」、秋田県選挙管理委員会の「衆院選投開票結果」、国土交通省の「国土数値情報(行政区域)」を基に作成しました。


 都道府県別に見ると、自民は前回2017年に比べ、維新の牙城の関西などを除く39都道県で得票率を伸ばした。最高は安倍晋三元首相の地元・山口の49・61%で、岸田文雄首相の地元・広島の45・86%が続いた。秋田は今回、中国・北陸地方並みの高い水準となった。

 公明を合わせた与党の得票率が5割を超える地域は、前回の16県から29県へ増えた。ただ、維新が強い関西で軒並み得票率を下げ、全国値は微増(1・24ポイント)の47・04%だった。


 共闘した5野党の全国値は計37・39%。単純比較はできないが、前回の希望、立民、共産、社民の4野党の合計と比較すると、9・44ポイント減った。共産は41道府県で0・1~3ポイント低下。立民は希望や社民からの合流勢力を加えて今回の衆院選に臨んだが、首都圏や関西といった都市部で苦戦。全国値は20%で、前回比0・12ポイントの微増にとどまった。


 維新は沖縄を除く46都道府県で支持を拡大した。得票率が最高の大阪では42・51%に達し、二番手の自民(20・41%)にダブルスコアを付けた。

 秋田県内の状況を市町村別に見ると、自民が25市町村全てで得票率を4~12ポイント上乗せした。公明を合わせた与党の得票率は全市町村で5割を超えた。自民得票率の最高は、菅義偉前首相の出身地・湯沢市の54・72%。仙北市、大仙市、にかほ市を加えた4市が自民単独で5割に達した。


 5野党の合計得票率が最も高かったのは小坂町の44・30%。小選挙区に出馬した立民候補の地盤である大館市(41・93%)、秋田市(40・55%)が続いた。

 維新は県内でも支持を広げ、25市町村全てで前回からアップ。今回の得票率最高は秋田市の6・65%だった。

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