能代で種苗交換会開幕 「サキホコレ」紹介コーナーも【動画】

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初日から多くの来場者でにぎわった県種苗交換会の農産物出品展示会場=能代市総合体育館
初日から多くの来場者でにぎわった県種苗交換会の農産物出品展示会場=能代市総合体育館

 第144回県種苗交換会(JA秋田中央会主催、能代市協賛会協賛)が29日、能代市で開幕した。会期は11月4日までの7日間。「白神の空にとどけ!豊穣(ほうじょう)の祈り。大地の恵みを、能代から。」をキャッチフレーズに、メイン行事の談話会や約1200点の農産物出品展示などの催しを実施する。同市での開催は2012年以来9年ぶり13回目。

 主会場の市総合体育館でのオープニングセレモニーで、交換会会頭の斉藤一志JA秋田中央会会長が「県内各地の農家が丹精込めて生産した農産物が多数出品された。本県農業の底力を感じてもらうとともに、食と農への理解が深まることを大いに期待している」とあいさつ。協賛会会長の斉藤滋宣能代市長が「来場される皆さまを心から歓迎している。各会場では新型コロナウイルス対策も万全に講じている。ゆっくり参観してほしい」と述べた。

 斉藤会長や斉藤市長がテープカットした直後、同体育館には来場者が続々と訪れ、野菜や花卉(かき)、果樹などに見入っていた。来月6日に発売する県新品種米「サキホコレ」の開発の歩みや特徴をパネルで紹介するコーナーも設けられ、来場者が足を止めていた。

 市文化会館で行われた新穀感謝農民祭と開会式には約150人が出席。本年度の特別農業功労者として、JA秋田中央会前会長の船木耕太郎さん(73)=秋田市、農業功労者として、JA秋田やまもと前組合長の米森萬壽美(ますみ)さん(72)=八峰町、JAあきた白神園芸メガ団地連絡協議会=能代市=を表彰した。

 船木さんは、県内13JAによる県単一JAを目指す組織再編構想を掲げたほか、県と連携し園芸作物の栽培拠点「園芸メガ団地」の整備を推進した。米森さんは、菌床シイタケの産地形成や地産地消への取り組みに尽力した。JAあきた白神園芸メガ団地連絡協議会は、74・3ヘクタールでネギを栽培し「白神ねぎ」のブランド力向上や産地確立に貢献した。

 農産物の出品展示数は、新型コロナ対策のため昨年に続いて例年の約2千点から大きく減らした。各会場では手指消毒やマスク着用、検温などを呼び掛けている。

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