仕事のゲンバ:県醸造試験場(秋田市) 良い酒は人の和から
有料会員向け記事
お気に入りに登録
粒の大きさ、形、色―。黒い皿に載った酒米を一粒一粒確認する。「今年の酒米の出来栄えはどうだろう」。県総合食品研究センター(秋田市新屋町)内にある県醸造試験場で、主任研究員の大野剛さん(49)が鋭く目を光らせる。

醸造試験場では、秋田の日本酒の品質向上に向け、酒米や酵母、こうじ菌といった微生物の研究などが行われている。酒類グループの研究員は5人。大野さんはリーダーとして、主に酒米を研究している。
この記事は「有料会員向け記事」です
(全文 2277 文字 / 残り 2078 文字)
有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM・L)への登録が必要です。ウェブコースS(無料)では全文表示できません。