時代を語る・佐藤謙一(16)会社方針合わず退社
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平成7(1995)年だったかな。帝国ホテルの犬丸一郎社長(当時)の新年あいさつに、「はあ? ちょっと待ってよ」と思ったんです。
社長の話は、これからの社員はオールラウンドプレーヤーとして、どこの職場に行っても動けるようにしてほしい、という趣旨でした。どこでも働けるようにというのは、その道のプロとして研さんを積んできたことを捨てろということなのか、と考え込んでしまいました。これが会社を辞めるきっかけです。
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