初めてのコメ作り「面白い」 神戸→由利本荘で就農した若者
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農業経験のない秋田県外出身の若者が今春、由利本荘市で就農し、初めてのコメ作りに励んでいる。市によると、地元にゆかりのない県外出身の人が就農するケースは極めて珍しいという。月内に稲刈りが始まる予定で、「一生懸命育てたコメを早く味わってみたい」と日焼けした顔をほころばせた。

若者は神戸市から移住した田中佑弥さん(25)。兵庫県内の大学で言語学などを学び、就職活動の時期を迎えた昨年、「どうせなら好きなことをやりたい。大好きなコメを作ってみたい」と一念発起した。
当時、米どころとして思い浮かんだ場所の一つが本県。県農業公社(秋田市)に問い合わせると、インターンシップ(就業体験)を受け入れている由利本荘市芦川の農業法人・折林ファームを紹介され、昨年11月に初めて本県を訪れた。
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