伊勢堂岱遺跡近くで古代ハスが見頃に 縄文館長、種から育てる

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
見頃となったハスを眺める中嶋さん
見頃となったハスを眺める中嶋さん

 伊勢堂岱遺跡(北秋田市脇神)のガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館近くの休耕田で、古代ハス「大賀ハス」が見頃を迎えた。大館市越山出身の彫刻家・松田芳雄さん(86)が住まいのある長野県から株や種を送り、旧知の仲である館長の中嶋俊彦さん(69)が発芽させて育てた。

 「遺跡に付加価値をもたせたらどうだい」。伊勢堂岱遺跡が世界文化遺産への登録を目指していた2019年夏、縄文館を訪れた松田さんは中嶋さんに提案した。

 1カ月後、松田さんが長野県のハス栽培家から譲り受けた大賀ハス5株が縄文館に送られた。昨年春には約1500粒の種も届いた。「縄文時代から咲いていた花なので、伊勢堂岱遺跡にもってこいの花だと思った」と松田さん。

 中嶋さんは送られてきた種の表面に傷を付けて水にさらし、発芽に成功。遺跡近くの小ケ田生活改善センター脇に所有する休耕田に植えたところ、夏に開花した。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 957 文字 / 残り 576 文字)

秋田の最新ニュース