世界遺産・大湯環状列石を分断 県道移設、6年以内に着工へ

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万座環状列石(左)と野中堂環状列石の間を県道が通る大湯環状列石(小型無人機で撮影)
万座環状列石(左)と野中堂環状列石の間を県道が通る大湯環状列石(小型無人機で撮影)

 佐竹敬久・秋田県知事は3日、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する大湯環状列石(鹿角市)を通る県道の移設について、6年以内に着工する考えを明らかにした。県は迂回(うかい)ルートの具体的な検討に向けて航空測量を行い、地形図を作製する。9月県議会に提出する2021年度一般会計補正予算案に関連予算を計上した。

 地形図の対象エリアは、遺跡面積(約43万平方メートル)の数倍規模となる見込み。航空写真から新たな遺跡が分布している可能性がある場所を解析し、ルート選定に役立てる。