福原市長「医療の場、残すこと大切」 扇田病院病床廃止計画

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 秋田県大館市の福原淳嗣市長は30日、市議会一般質問で24年度までに市立扇田病院の病床を廃止し診療所にする計画について、老朽化した病棟を全面改修せず規模を縮小する理由を問われ「(計画をまとめた)病院事業経営戦略会議では、将来の大館を担う若い世代の負担にしてはいけないとの判断で、病棟を維持する方向性の案を示さなかった」と述べた。

 扇田病院の経営状況については、公営企業の悪化度合いを示す資金不足比率が27・3%と危惧すべき状態で、悪化の一途をたどっていると説明。「病棟を維持するための投資、すなわち借り入れを病院が単体で行った場合、30年にわたる借り入れ元利金の返済を病院の医業収益で返済していくめどが立たない状況」と述べた。

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