花輪ばやし 後継者育てる練習会 再開時、迫力ある演奏を
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「伝統芸能を後世に伝えていく上で、危機感が増大している」。鹿角市の花輪ばやし祭典委員会の阿部義弘会長(66)は、10町内による屋台合同運行の2年連続中止が決まった5月下旬、文化継承への影響を気にしていた。その心配は、担い手育成に向けた笛と三味線の練習会への新規参加者がゼロという形で現実となった。
祭典委は演奏技術を継承する機会を設けようと毎年、春、夏、秋に練習会を開いている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて春と夏は中止し、秋だけ実施した。初心者を含む21人が参加し腕を磨いた。
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