戦禍の記憶:当時の紙面から(中)節約も結婚も「勝つため」

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 戦時中の秋田魁新報に掲載された衣食住の話題から、当時の生活を振り返ります。

 ※当時の記事と見出しは、一部の旧字や旧仮名遣いを改めています。

1942(昭和17)年9月

 30日付4面の「化粧品は之だけで間に合ふ」は節約を訴えつつ、「無責任な広告に煩はされていろいろの化粧品を買って楽しんでゐる人もある」と一部の女性に批判的な文章も。

 おしろいの下に塗る「白粉下」や、おしろい、紅など最低限必要なものを列挙しつつも「顔に凸凹の少ない人種が、夏化粧したところは余り美しいものではありません」と言い切り、「思ひ切ってお白粉をやめるとすれば、白粉下も、白粉をとるものも、紅も不用」とする。

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