五輪の激闘を終えて2週間 ナガマツ、心境を語る

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 激闘から2週間。2人は穏やかな表情で夢の舞台を振り返った。東京五輪バドミントン女子ダブルスで、金メダル候補に挙げられながら準々決勝で散った永原和可那(25)、松本麻佑(26)組=北都銀行。目標の頂点には届かなかったが、最後の試合は相手の韓国ペアと気持ちがぶつかり合う大熱戦を演じ、多くの県民が元気づけられた。「ナガマツ」ペアも本県からの応援が力になったといい、「感謝」の言葉を口にした。

激闘を終え、穏やかな表情を見せる永原(右)と松本。県民に「感謝」の言葉を口にした


 敗戦のショックは大きかった。

 試合後のインタビューを終えた永原は、練習会場のサブアリーナに移り、しばらく動けなかった。「『終わってしまった』という気持ちが強くて。何もする気になれなかった」。あと1点取れば勝てたのに届かなかった悔しさ、もうチャレンジできないもどかしさ。さまざまな感情に打ちひしがれた。

 翌朝、目が覚めた時も負けた瞬間の映像が頭をよぎった。本当に寝ていたのか、もしかしたらぼうぜんとしていたのか。よく分からない。

 松本は、1次リーグ2戦目で格下のカナダペアに苦戦するなど、思うような試合運びができず悩んだ。「準備段階からすごく楽しみにしてきた五輪だったのに、始まってからはずっと苦しかった。最後も悔いが残る試合だった」

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