世界文化遺産・縄文遺跡群(下)価値の向上と発信 調査研究の充実が鍵
有料会員向け記事
お気に入りに登録
世界遺産を観光資源として活用するには、保存のための適切な措置はもちろん、世界遺産としての価値を高め、国内外に発信するための継続的な調査研究が欠かせない。その役割を担うのが地元自治体の学芸員だが、全国の事例を見ると、人材や予算の不足で思うように進んでいないケースが少なくない。
「世界遺産に登録されてからの5年間、調査研究の上積みがほとんどできなかった」。山口県萩市の萩博物館で総括学芸員を務める道迫(どうさこ)真吾さん(48)は嘆く。
この記事は「有料会員向け記事」です
(全文 1072 文字 / 残り 854 文字)
有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM・L)への登録が必要です。ウェブコースS(無料)では全文表示できません。