教育2021:外国語教育の転換期 「話す・聞く」どう評価?

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 小中高の外国語教育が転換期を迎えている。学校がカリキュラムを編成する際の基準を定めた学習指導要領の改訂版が2020年度以降、段階的に適用され、外国語教育はよりコミュニケーションを重視したものへと変容しつつある。教育現場を訪ねた。

 「さあ、英語の授業を始めましょう」

 5月上旬、大仙市立四ツ屋小学校の6年梅組の授業。英語であいさつを交わした後、教諭や外国語指導助手(ALT)が「調子はどう?」と児童一人一人に尋ねていく。

 「元気だよ」「眠い」。やりとりはほぼ英語だ。

 この日の授業は自己紹介をする単元の終盤。これまでの授業で作った自己紹介文を、習った英語を使って磨き上げることがゴールだった。

英語での自己紹介を発表し合い、磨き上げる児童たち=大仙市の四ツ屋小


 児童は4人組になって互いに自己紹介。黒板に書かれた英語の例文も使いながら、これまで自分で考えた紹介文をより具体的なものにしていった。

 大工になりたい、と言いたいけれど英単語が分からない児童が教諭に質問する。

 「大工ってなんて言うの?」

 「Carpenter(カーペンター)だよ」

 児童は授業の最後、黒板に例示された「私は~になりたい」を意味する文章を使い、「私は将来大工になりたい」と全員の前で発表した。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 1946 文字 / 残り 1447 文字)

同じジャンルのニュース