県内自殺率、大幅改善 関係者「気緩めずさらに強化したい」

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 厚生労働省が4日に公表した2020年の人口動態統計(概数)で、秋田県は自殺率が大きく改善した一方、出生数の減少、がん死亡率の高止まりといった課題は変わらなかった。対策などに取り組む関係者からは、新型コロナウイルスによる悪影響を危惧する声も上がる。

自殺者、ピーク時より67%減 コロナの影響に懸念も


 20年の県内自殺者は171人でピーク時の03年から67・0%減り、自殺率も26・6ポイント減と大幅に改善した。民学官による地道な対策が奏功した形で、関係者は「気を緩めずさらに強化したい」とする。

 新型コロナ感染拡大を受け、県内ではオンラインを活用した予防活動が広がる。

無料通信アプリを通じ寄せられる悩みに対応する相談員=1月、秋田市の蜘蛛の糸事務所


 NPO法人あきた自殺対策センター蜘蛛(くも)の糸(秋田市、佐藤久男理事長)は、昨年8月から今年3月まで無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った悩み相談を実施。若い世代が中心で、「仕事がなくなった」という相談も少数だが寄せられたという。

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