教育2021:発達性読み書き障害 一人一人の特性見て

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 知的な障害がなく、本人は努力をしているのに、読み書きの習得が困難な子どもたちがいる。「発達性読み書き障害」と呼ばれ、30人学級におよそ2人は可能性のある子どもがいるといわれる。「一人一人に合った適切な配慮を」。保護者や支援者からは切実な声が上がっている。

 「この子、難儀してるなあ。どうしてだろう」

 県央部の40代女性は長男が小学2年の頃、テストの答案用紙を見て違和感を覚えた。漢字テストで何回再試験を受けても合格できないのだ。

 長男は繰り返し漢字を練習した。「早生まれだから、周りより少し発達が遅いのかもしれない」。学習面では他に大きな問題がなかったため、そこまで気に留めなかった。

 だが小学5年になってすぐ、女性は担任の教師から学校に呼ばれ、同級生と長男のノートを並べて見せられた。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 2198 文字 / 残り 1854 文字)

この連載企画の記事一覧

同じジャンルのニュース