イコモス「登録」勧告(上)紆余曲折 なぜ4道県、説明に苦心
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、鹿角市の大湯環状列石と北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む17遺跡で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産に登録するよう勧告した。7月のユネスコ世界遺産委員会で正式決定する。世界遺産候補の暫定リスト入りを目指した2007年から足かけ14年。関係者の声を交えながら、これまでの経緯をたどり、登録後の在り方を探った。
◇ ◇
「最大のヤマ場を越えることができた。勧告内容を精査し、気を抜かず準備したい」
イコモスの勧告から一夜明けた27日、県教育庁文化財保護室副主幹の新海和広さん(44)が、ほっとした様子で語った。
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秋田魁新報電子号外
- 【電子号外】「縄文」世界遺産に 諮問機関が登録勧告
- 2021年5月26日発行