地方点描:先人の教え[本荘支局]

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 1941年、旧亀田町(現由利本荘市)で全国に先駆け、結核予防のための集団検診とBCGワクチン接種が全町民を対象に行われた。結核は当時、国民病として恐れられた感染症。地元の亀田城佐藤八十八美術館を先日訪れ、住民の命と健康を守るために尽力した開業医・佐々木忠郎(ちゅうろう)さん(95年死去)のことを知った。

 美術館では佐々木さんにまつわる逸話を紹介している。ワクチンに不安を抱く住民を納得させるため、まずはわが子へ接種し、安全性を訴えて広めたというものだ。「地域のためにできる限りをする」。そんな信念を感じた。

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