遠い風近い風[小嵐九八郎]釣りの魔力と断念

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 仕事場のマンションの友人が「釣れましたあ、食べて下さい」と、ほお、楕円(だえん)の斑紋が際立つ25センチほどの山女(やまめ)1匹を置いていった。焼き魚にしたけれど、かなり、おいしい。

 俺も、釣りに熱中したことが35年間ほどある。記憶では、6歳頃、父に連れられて、米代川の下流で竿(さお)を出したが、ついに浮子(うき)は沈まず、父のもそうだった。それでも、ゆったりして大きな川の流れを見つめ「無駄って、大切だもしゃ」と幼いくせして思ったことを覚えている。

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