時代を語る・中村征夫(15)命あふれる「死の海」

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卵を抱える東京湾のイソガニ(撮影・中村征夫)
卵を抱える東京湾のイソガニ(撮影・中村征夫)

 昭和51(1976)年10月にフリーになりました。勤めていたプロダクションから写真を全て取り上げられ、退職金もゼロ。裸一貫で独立したんです。

 当然ながら生活に困窮し、学校の運動会や卒業アルバムの撮影を請け負って何とか食いつなぎました。常に懐がさみしい状態だったから、海に潜りたいと思っても遠出は無理。それなら一番近い東京湾にでも潜ってみるか、と考えたんだよね。

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